ノベルティグッズ制作 7つのポイント!
 
 一般的なノベルティグッズは、自社の店舗や商品サービスの認知度向上・消費者への購入促進効果などの広告効果を期待して無料で配布されています。
無料で配布されるノベルティグッズには簡易的で安価な物から、そのまま店舗で販売できそうな高価な物まで様々な種類があります。
どんな物を何を考えて作ったら良いのか?
効果的なノベルティグッズを制作する時に考えた方が良いことをいくつかご紹介させていただきます。
 
1、ノベルティグッズは普段の生活で使いやすいデザインにしましょう。
 ノベルティグッズに印刷(名入れ)するデザインは、なるべく大きく目立つようにしたいところですが、貰った方が普段の生活で使いやすいデザインにした方が広告効果の高い傾向にあります。
例えば、エコバッグに店名や商品名が大きく目立つように入っていると他の店や日常生活ではちょっと使いづらく貰った方にあまり使ってもらえません。
貰った方に使ってもらう事が前提なので、普段の生活で目立ちすぎず使いやすいデザインのノベルティグッズが喜ばれています。
 
2、ノベルティグッズは使うたびに思い出してもらえる物がGOOD!
 自社の店舗や商品サービスの認知度向上・消費者への購入促進効果などの広告が目的の為、自社と関連のあるノベルティグッズを考える必要があります。
生活関連の小売店であればエコバッグや生活消耗品、ファッション関係ならばポーチや美容関連グッズ、学校や塾などの教育関係ならば文房具や合格応援グッズなど…
自社と関連性があるノベルティグッズならば、貰った相手がそのノベルティグッズを使うたびに自社のことを思い出します。
 
3、小さくて利便性があることが重要です。
 ノベルティグッズとして好まれる条件は『小さい』という事です。小さければ、貰った時に邪魔にならないため渡す相手に容易に受け取ってもらえます。
次に好まれる条件は、誰でも簡単に使える『利便性』です。誰でも簡単に使える利便性のあるノベルティグッズは、老若男女問わず好まれる傾向があります。
小さくて貰った時に邪魔にならず、誰でも簡単に使える利便性のあるノベルティグッズは渡した相手に何度も繰り返し手軽に使ってもらえるので認知度アップに繋がる販促品としての広告効果が期待できます。
 
4、配布する状況や季節に合ったノベルティグッズが貰った方の印象に残ります。
  イベント等でよく配られる“夏のうちわ”や“冬のカイロ”などは基本的に使い捨てになってしまいますが、その場(配布する状況や季節)で使ってもらうことで
貰った方のイベントの思い出とともにそのノベルティグッズが印象に残ることもあります。一概には言えませんが、配布する状況や季節に合ったノベルティグッズが貰った方に喜ばれる傾向があります。
 
5、ノベルティグッズは販売促進のために無料配布するのが前提です。
 ノベルティグッズは、店舗や消費者への購入促進効果・商品やサービスの認知度向上などを期待して無料で配布することが前提ですので、販売促進の為の広告として費用対効果を考えるとあまり高価なものは使われていません。
理由としては、目的や状況により異なりますが、単価1,000円のノベルティグッズを100人に配るより、単価100円のノベルティグッズを1,000人に配る方が広告効果が高いからであると推測されます。
 
6、知名度に頼る場合は伝えたいイメージに合っていることが重要です。
 広告として考えた場合、人気キャラクターや有名芸能人の知名度を借りることができれば高い効果が期待できます。
しかし、キャラクターや芸能人が自社の伝えたいイメージから逸脱していると広告効果は弱くなり、認知度や評判を下げてしまう恐れがありますので注意が必要です。
キャラクターや芸能人の知名度を広告効果を高めるために利用する場合は、知名度のみに注目せず伝えたい自社の伝えたいイメージに合致しているかどうかをよく考える必要があります。
 
7、メッセージを本当に伝えたい人に伝えることが重要です。
小さくて利便性があり、配布する状況や季節・費用対効果に見合ったノベルティグッズでも、自社が伝えたいメッセージから乖離してしまうとアピールにはならず、販促品としての広告効果が弱くなってしまいます。
メッセージを本当に伝えたい人に“何を”伝えるのかをよく考えて、小さくて利便性があり、配布する状況や季節・費用対効果に見合ったノベルティグッズを作ることが重要です。

☆まとめてみると…
ノベルティグッズは広告媒体です。いつ・どこで・誰に・何を渡して、どんなメッセージを伝えるか?
伝えたいイメージやメッセージをよく考え、費用対効果も考えて他社にはない魅力を持ったノベルティグッズをよく考えて製作・配布することが、その後の認知度アップ→顧客獲得に影響しきます。
その為には、配布する目的(誰に何を渡してどのようなことをメッセージとして伝えるのか?)と費用対効果を考えて『貰った方に喜ばれる』ノベルティグッズをよく考えて制作・配布することが重要です。